トロントアイランドの沖合に細長い岬が見える。トミートンプソンパークだ。
ふだんダウンタウン側から眺めることはあっても、実際にこのパークに行った人はそう多くはないようだ。
トミートンプソンパークは、レスリー・ストリートのオンタリオ湖に突き出た部分「レスリー・ストリート・スピット(出洲)」にある。じつはその昔、ドンリバーの川口やレイクショア・ブルバードの南側一帯は沼地だったそうだ。これを埋め立て、1920年代に現在のチェリービーチまで土地が造成された。

一方、1960年代からレスリー・ストリートから湖に向かって埋め立てが始まった。主にTTC(トロント交通局)の地下鉄工事で出てきた土砂や岩石をトラックで運んで埋め立てに使った。
現在は建築ブームのせいもあって、トロントおよび近郊のビル建築現場から解体された鉄筋コンクリートや廃棄物などが続々と運び込まれている。埋め立てられて出来た「岬」は突端の灯台が建つヴィッキー・キース・ポイントまで延びている。
トミートンプソンパークでは、ダンプカーがウィークデー(月曜〜金曜)に往来するので部外者は立ち入り禁止。一般の人は土曜と日曜、祝日のみ入ることができる。入場ゲートは午前9時から午後6時までオープン。 |