幅広い事業内容と客層

「タンゴ・ウェブ」の仕事は、ホームページの企画、立案、製作などウェブ関連が全体の80%を占めている。

そのほか、印刷物の企画、デザインの編集・製作などと広告や会社のパンフレットのデザイン、製作を行う。展示会などのブースも請け負う。さらに図書の出版や記念イベントのアシスタントも行う。まさにマルチメディア事業である。

お客の層も幅広い。ヘルス・インダストリー、フード会社、ギフト&ジュエリー、メディア(イタリア)、コミュニティー、エンターテイメントなど。

これまでにトロントでのフィルムフェスティバル関連の仕事も受けた。

「お客は100%クチコミです。仕事を依頼してきた会社がまた別の会社を紹介してくれる、といった感じです」

それだけ信用を得ていることだろう。ふたりの語学力もあって客層の国籍も幅広い。

「日本人をはじめ、一般のカナダ人、ベトナム人、ユダヤ人、フランス人、南米系、イタリア人もいます。なかでも不思議にモントリオール関係の人が多いですね」

会社に「夢」を

ここ数年、たとえ小規模の会社でも自社のホームページを持つのが当たり前になってきている。

しかし、お客によってはムダな出費ではないか、と思う経営者もいる。

よく問い合わせがあるのは、製作料金のこと。

「まず最初に『ホームページを作るのにいくらかかりますか』と、聞かれます。これはケース・バイ・ケースで、それぞれ違います」

お客から依頼がきたら、まずミーティングを行う。これは無料である。

「私たちはウェブを取り入れることで、どれだけ会社のイメージアップにつながり、会社に利益をもたらすかを説明します。言ってみれば会社の看板グラフィック部門を作るわけです」

その上で予算に応じて、アイデアをまとめる。製作料金はかかる時間や技術によって異なる。

「ウェブを作ることはその会社の夢を作ることでもあり、経営的にいえば人件費の節約にもつながるのです。そのための手助けをする、というのが私たちのビジネスモットーであり、仕事のやりがいですね」